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Okada Sinkyu Sekkotuin

お知らせ&院長ブログ


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4 日前
「足関節捻挫は“整復”すべきか」〜整復の必要性を改めて考える〜
先日、こんな患者さんが来院されました。 足首を捻り、整形外科で「“足関節捻挫”と診断されました。1週間経って腫れは引いたけれど、なんだか足の奥の方がまだ痛くて違和感があるんです。」 整形外科では痛み止め薬や湿布などの処置を受けていたそうですが、違和感が取れないまま経過していたとのこと。私は触診と動きのチェックを行い、足関節に**わずかなズレ(関節のアライメント不整)**を感じました。 徒手整復(軽い調整)を行うと、その場で 「あっ、足が軽い!痛みがスッと引きました」という反応。 腫れも熱感もないのに、深部の違和感だけが残る——。このようなケース、臨床では決して珍しくありません。 見逃されがちな「距骨のズレ」 足関節捻挫の多くは「内反捻挫」、つまり 足首を内側にひねる ことで起こります。このとき、距骨(きょこつ)という足首の中心にある骨が、 わずかに 前方や内側にズレる あるいは 回旋する(ねじれる) ことがあります。 この「ごくわずかなサブラクゼーション(微細な転位)」は、レントゲンには映りません。ですが、この1〜2mmのズレが、 靭帯や関節
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10月31日
脚気(かっけ)論争と鍼灸の歴史 〜江戸煩いから現代へ〜
みなさんは「脚気(かっけ)」という病気をご存じでしょうか?江戸時代には「江戸煩い(えどわずらい)」とも呼ばれ、町に住む人々を悩ませた流行病です。足のしびれや倦怠感、むくみ、心臓の不調などを引き起こし、重症になると命を落とすこともありました。現代では ビタミンB1の不足...
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8月26日
気象病を病を治す
鬱陶しいこの時期、頭が痛かったり、めまいがひどかったり、膝が痛かったりとお天気や気候の変化で体調を崩したりしていませんか?ひょっとしたらその不調は気象病ではありませんか? 今年(2025年)は6月に入り、梅雨入りしたと思ったら急にカンカン照りの猛暑日が続いたため、実際...
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8月26日
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